2022/07/23
『軒天ギリギリのサッシにする理由』
答えは、
『カッコいいから✨』
です😆
周りの家を見て下さい。大抵の家は、サッシの上に30cm位の壁があるはずです。
では、何故その壁が無いとカッコよく見えるのか?
それは、サッシ上のラインがビシッと通るからだと思っています。
三島さんに質問✋
『カッコよくなるのに、何故、みんなはそうしないの?😕』
その答えは簡単です。
施工的に逃げが効く余分な壁を無くすという事は、『ただただ面倒臭い』んです💦
前回の『天井までに建具にする理由はこれ!』の納まりもそうなんですが、余裕がないピッタリの納まりは、施工も面倒な上に、設計段階からかなりの検討をしないと、出来ない納まりなんですね。
でも、その手間を掛けてでもこうやって納めるだけの価値があると思っています。
三島さんに質問✋
『じゃあ、なんで『大垣の二世帯』の1階は軒天までのサッシになってないの?』
(と思った方は、するどい感覚の持ち主さんです。)
そうなんです。出来れば1階のサッシも軒天までのサッシにしたいのですが、屋根の勾配(傾き)や軒先の出寸法などにより、出来ない場合もあるんです。
だから、全部のサッシが出来ないにしても、出来る所は全てそうしたいのです。
例えば、『滝田の平屋』では、建物のメインとなるエントランスのサッシ(玄関ドアと左隣のサッシ)のみを軒天までのサッシにしてるんですね。
これだけで、印象は全く変わりますよね。
比較的簡単に出来るのは、ベランダ下のサッシです。
ちょっとした納まりの違いで、デザイン性は大きく変わりますね。