【ミシマノリノベ】造作材を加工して作る家づくりをしませんか?
今回は、造作材(建具枠や巾木などです)を既製品を使わずに、無垢材やフリー材を加工して作る、本当にオリジナルな家づくりをしませんか?という内容です。
加工の様子をUPした大工さん編と僕編のInstagramへは、下記URLで飛べます。ぜひ、見てみて下さい。Instagram用に、ちょっと筋トレを意識した内容になっているので、半分お笑いとして観て下さい。。。
大工さん編
株式会社三島工務店/一級建築士事務所m studio 【岐阜|瑞穂市】新築:平屋:注文住宅:自然素材(@mishima_koumuten) • Instagram写真と動画
僕編
株式会社三島工務店/一級建築士事務所m studio 【岐阜|瑞穂市】新築:平屋:注文住宅:自然素材(@mishima_koumuten) • Instagram写真と動画
現在の家づくりの造作材は、既製品を使うのが主流です。
既製品は本当に良く出来ていて、建具の調整などはドライバー1本で簡単に出来る様になっています。仕上げ材の木目のオレフィンシートなどは、20年前とは比べ物にならないくらい表情のレベルが向上しています。
しかし、既製品と言う事はオリジナルでは無いし、機能的な分、味わいが無くなってしまうのです。
昔の家づくりの造作材は、全て無垢材を加工して作っていました。
僕は、機能的では無いけど、味わいのある『お客さんに愛着を持ってもらえる家づくり』が好きです。
オレフィンシートの建具や枠材は、劣化もし難いでしょう。
でも、それは本来あるべき姿なのでしょうか。。。
僕は、経年劣化が生み出す『表情の変化』を楽しめる家づくりの方が、長く愛着を持ってもらえるのではと考えています。
なかなか劣化しないですよ!という素材は、劣化するまでは良いのですが、劣化が始まったら見られません。
この素材はこういう劣化をします。その表情の変化を楽しみましょう!という素材は、劣化を楽しめると思うのです。
こういう話をすると、8割くらいの方には否定されます。
でも、それで良いのです。
僕としては、残りの2割の賛同して頂ける方とのみ、お話しをさせて頂ければ良いのです。
既製品を使えば、納まりをあまり考える必要も無く、現場はスムーズに進むと思いますが、その分味わいも愛直も薄れてしまう。。。
昔から言いますよね。
『手の掛かる子ほど可愛い』と。
子供に優劣はありませんが、記憶に残る!という事でしょう。
そんな、『記憶にも思い出にも残る家づくり』を一緒にしませんか?