【ミシマノリノベ】内装仕上げ工程が終わりました。仕上げ素材に対するこだわりとは?
内装仕上げ工程が終わると、現場はこんな感じになりました。
前回の木完時に比べると、いっきに仕上がった感が出ますね。
↓ モールテックスを取り上げたInstagramのリール動画は、こちらから飛べます
株式会社三島工務店/一級建築士事務所m studio 【岐阜|瑞穂市】新築:平屋:注文住宅:自然素材(@mishima_koumuten) • Instagram写真と動画
↓ 建具塗装の様子を取り上げたInstagramのリール動画は、こちらから飛べます
株式会社三島工務店/一級建築士事務所m studio 【岐阜|瑞穂市】新築:平屋:注文住宅:自然素材(@mishima_koumuten) • Instagram写真と動画
※Instagramのリール動画の音源音量が大きい為、音量を下げてご視聴頂く事をお勧めしますm(__)m
今回のお客さまの一番の要望は、
『カッコいいキッチン!』
です。
だから、設計コンセプトが『料理と珈琲が映える家』なんです。
お客さまもいろんなInstagramを見てくれて、こんな感じが良いです!と見せてもらい、僕の提案を取り入れながら、図面決定をしました。
その中で、一番こだわった素材が
『モールテックス』。
壁と天井の一部に使用した黒い部分の素材です。
テクスチャや素材感・素材の持つ機能としても、とても好きな素材です。
ただ、、、高いんですよね。。。
高価な素材だからこそ、より意匠的に良くする為に、あえて壁と天井の一部にのみ使いました。
この画像を見て、何か気付きませんか?
それは、壁の仕上げの色により、巾木の色を変えているのです。
これをしたいから、僕の家づくり(設計デザイン)では、着工前に全てを決める必要があるのです。
作りながら、『この色をどうする?』という事を考えていては、遅いんです。
『壁の色をこうしたいから、この部材の色はこうしたい!』と先に決めないと、全体的にまとまりが無い家になってしまうからです。
印象的に映るモールテックスをL字型に配置し、その天井面にダウンライトを配置。
これで、縦と横のラインがくっきりし、空間をぎゅっと引き締めてくれます。
奥の壁に貼ってあるのは、モルタル柄でグレー系のクロスです。
モールテックスやキッチン天板よりは薄くしたくて、でも単色グレーではモールテックスやキッチン天板の質感とかけ離れてしまうから、モルタル柄にしました。
左の壁面に配置した『埋込の跳ね出し棚』の高さや段差や長さも、狙った通りに良い感じになりました。
内装仕上げが終わったので、ナラの突板で作った建具の塗装も行います。
作業風景は、最初の方に貼り付けたInstagramのリール動画をご覧ください。
建具に塗る素材は、OSMOのエキストラクリアです。
ナラの場合、クリアの塗料を塗っても、しっかりと濡れ色になるのですが、僕はこの濡れ色が好きなんです。
素材の色を無理に変えない+塗料は自然素材を選定=その素材が持つ本来の魅力を最大限に引き出せる!だと思ってます。
塗る前はこんな感じです。
余談ですが、白いクロスに敢えて枠の色を黒くしたので、枠のラインがはっきりしてメリハリが出てますよね。
ナラ本来の色ですが、濡れ色になると、こんなに変わります。
Instagramのリール動画を見て頂くと、もっとはっきり違いが分かりますよ。
今回はここまでです。
次回は、過去最大で最高金額になってしまったキッチンや、フロートのTVボードなどに付いて語ります。