2022/12/02
本田の平屋 土台伏せ完了『ピタッとした納まりは気持ちいいなぁ』
本田の平屋、土台伏せが終わりました。
最近の建物は剛床が多いので、建て方前に床合板を張ります。
昔の根太組工法に比べると、水平座屈が格段に強くなっています。
床下断熱材は、熱伝導率が0.020W/mKのネオマフォーム45mmを採用。
昔は、現場で大工さんがカットして敷き込んでいましたが、それでは寸法が小さ過ぎると土台との隙間が大きなったり、少し大きくなると入れる時に断熱材が欠けるので、断熱性能の均一性に問題がありました。
しかし、今は工場でカットされた物で施工するので、その心配は減りました。
こんな感じです。ピチッとしてると気持ちいいですよね(^^)
だたし、『カットする寸法の指示』が大切なんです。
今までの経験上、計算の数値のままカットすると、土台が膨らんだだけで叩き込まないと入らなくなります。そうなると、表面上はピッタリくっついているのですが、床下側から見上げると、断熱材が欠けてる場合が多いです。
そこで僕は、計算値-1.5mmの大きさでカットしてもらっています。
この寸法だと、軽く叩くだけですっと入ります。
勿論、1mm程度の隙間が出てしまう場所もありますが、断熱材が欠けてしまうより良いですし、3mm以下の隙間では空気が移動しないと言われてるので、問題はありません。
拡大するとこんな感じです。
1.5mmにこだわった納まりです。
お客さまが見る事もないでしょうし、ここにこだわりを持ってる人に出会った事もありませんが、僕の『言っても伝わり難いこだわり』の1つです笑