【ミシマノリノベ】始動
【ミシマノリノベ】始まる。
デザインコンセプト
『料理とコーヒーが映える家』
築30年以上の本当に立派な本屋普請のお住まいを、今のデザイン感性で末長く暮らせるように。
今回のご依頼は、一般的にいうリフォームです。
設計デザインをする範囲は、LDKと浴室・洗面・トイレの水回りと、それを繋ぐ廊下です。
現況はこんな感じでした。
この空間を、どうやってデザインしたのかを、これからブログで綴ります。
先に記した様に、今回のデザインコンセプトは、『料理とコーヒーが映える家』です。
なにそれ。って思った方もみえると思います。
今回のミシマノリノベの主体的なお客様はお若い男性で、料理が趣味という事と、お兄さんがバリスタという事で、デザインコンセプトを決めました。
やはり、僕が『どういう想いで・どういう狙いで・どういう意図で』設計デザインをしたのかの指針にする為にも、コンセプトは必要だと思ってます。
初めてのプラン提示の時に、お母さんの口から出た言葉は、
『これはすごい!これはリフォームでは無く、リノベーションだね!』
でした。
そこで、僕が設計デザインさせて頂くリノベーションなどを、【ミシマノリノベ】というネーミングにしようと決めました。
蘊蓄をいうと。。。
リフォームとリノベーションの大きな違いは、
区画の変更・壁の撤去や新規作成・設備の配置変更などが無ければリフォームで、有ればリノベーション
という感じです。
今回は、解体後までの画像と内容を綴ります。
解体後は、こんな感じです。
本屋普請らしく、土壁のお家です。
丸太の梁も、今の家づくりでは使わなくなりましたね。
柱や梁も、今では考えられないくらい大きいです。
撤去しても良い壁や床組も全て撤去しました。
天井に断熱材も入っていなかったので、今回の工事では16kgのグラスウールを敷く予定です。
見た目だけで無く、断熱性能を向上させる事が出来るのも、リノベーションの利点です。
さて、今回のミシマノリノベでは、こんな画像が撮れるお家になりましたが、これからの事も振り返りながらブログを続けます。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。